理想的な呼吸を身につける方法

2023年6月10日

呼吸シリーズラストの投稿は理想的な呼吸を身につける方法について。

呼吸について

ここまで記載してきた機能、仕組み、役割などなど

それらを踏まえた上で実際に呼吸を改善していく方法論について解説します。

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呼吸正常化のロードマップ

呼吸正常化には道筋がありその道筋に沿って歩みを進めることで効率的かつ健全に理想的な呼吸を身につけることができる!

首座りのない赤ちゃんが歩くことはないように

順序立てて改善していくことが重要だ。

上記ロードマップの様な流れをイメージしてもらえるといいだろう。

中でも口呼吸の改善は最初の一歩を表す最重要課題となる。

まずは舌位改善し、口鼻腔腔内の密閉率を上げ呼吸が鼻に流入していく通路を確保することが何よりも重要だ!

口呼吸の改善については以下の記事からどうぞ!

口呼吸が改善できたら次は鼻呼吸に慣れていく

鼻呼吸に慣れる

口呼吸が常態化している方が鼻呼吸をすると

息苦しさ、不安感、これを感じることがある。

不安感を感じると呼吸数が上がり、興奮と闘争モードに切り替わってしまう。

これでは鼻呼吸は獲得できない。

少しずつ少しずつ慣れていくのが大事。

まずは鼻で呼吸をすることに慣れると良いだろう。

例えば、散歩や階段昇降、ストレッチなど息の上がらない程度の運動をしながらその間、鼻で息をすると言うもの。

このやり方であれば苦しくなったら口呼吸に戻してもいいし、運動強度を下げることで苦しくなりにくくする調整も出来る。

また、軽い有酸素運動は自律神経の働きを整えてくれることもあり、自律神経活動に紐づく呼吸の改善にはもってこい。

また、片鼻呼吸も有効

初めてのシュノーケリングダイビングファン【図解】より引用

呼吸の流入を片側に制限することで呼吸量そのものを減らす。と言うわけだ。

こちらは自宅でゆっくりしながら瞑想と一緒に行うのがおすすめ👍

(瞑想自体がいい呼吸をするためにとてもおすすめです)

なれてくれば呼吸サイクルの改善を目指す。

具体的には3-3-3や5-5-5のようにゆっくり吸ってゆっくり吐く

深い呼吸を目指していく。

5-5-5呼吸

スタートは5-5-5がおすすめ

5秒で吸って

5秒で吐ききって

5秒間止めておく

このサイクルを繰り返す。

息を止めることで二酸化炭素耐性のトレーニングにもなるので鼻呼吸にある程度慣れてきた方にはぜひ挑戦してもらいたいエクササイズだ。

ポイントはがんばらないこと

息を吐き切ろうとしてお腹が緊張してしまったり肩に力が入ったりすることは避けたい。

また、息を止める際も無理のない秒数から始める

息とめをした際に苦しくて一気に呼吸を吸う様な止め方では返って呼吸数が増えてしまう。

静かに呼吸音が聞こえないくらいの呼吸ができるくらいの秒数から始めると良い!

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呼吸改善のサイン

このようなトレーニングを続けて呼吸が改善するとさまざまな変化が見られる

上記の様なサインが出てきたら呼吸が正常化されつつあると言えるだろう。

また、呼吸エクササイズは即時的な効果があるのも嬉しいところ。

私のところにいらっしゃるクライアントにも呼吸エクササイズはほんっとによく使います。

そして、その多くの方に即時的な変化が見られます。

からだが軽くなった

頭がすっきりした

目の前が明るくなった

痛みがなくなった

このような変化は日常的に見られます。

みなさんもぜひ取り入れて見てくださいね。

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