からだの問題解決は口呼吸を治すことから!!

2023年6月10日

先日、保護者の方むけに呼吸の勉強会を開催しました。

その中でお伝えした鼻呼吸の重要性

お食事も運動も睡眠もみーんな大事だけど…まずは口呼吸を治そう!そんなお話をさせて頂きました。

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口呼吸になってないか!?

表題の通り、現代っ子は口呼吸が多い!!

(口呼吸のチェックは下記チェック欄参照)

口呼吸チェック

風邪ひきさん、鼻づまりさん、いびきさんは例外なく口呼吸と言ってもOK。

そして口呼吸の弊害は数知れず…

姿勢の悪さ、自律神経の乱れ、集中力のなさ、虫歯、高熱などなど

本来の理想的な呼吸である鼻呼吸

鼻にはバイキンを排除してくれる要塞の機能が完備されています。

しかし、

口呼吸ではバイキンが砦を素通り😭

排除されなかったバイキンが鼻や喉で大暴れ

その結果、高熱や強烈な喉痛が出る様になるのです。

また、口を閉じる筋肉は頭を支える役割も担っています。ですから口が空いたままの状態では頭を支えられずストレートネック(頭が前に出た悪い姿勢)のような不良姿勢になってしまいます。

なぜ口呼吸になるのか?

口呼吸の原因には以下のような要因が挙げられます。

栄養や筋力不足、アレルギーなど様々な要因があります。その中で1番最初に治しておきたいのが低舌位です。

低舌位とは?

みなさんの舌ベロはどこにありますか?

本来の舌の位置は1番左

舌が上顎にピタッとくっついた状態が正しい位置。

この位置にいることで鼻と上顎の間が密閉され鼻への空気の流入が促されます。

ですので口呼吸を改善するためには舌を本来の位置に戻してあげる必要があるのです。

舌の強化にあいうべ体操

舌位を修正するための策の一つにあいうべ体操があります。あいうべ体操はみらいクリニックの今井一彰先生が考案された舌筋、口周囲筋のトレーニングです。

トレーニング方法は動画をご参照下さい。

このトレーニングを繰り返すことでまずは舌位の修正をしましょう。

口呼吸。その他の改善方法

その他にも口呼吸を改善する方法はいくつかの手法があります。

例えばツールを用いて強制的に口呼吸を辞めさせる方法です。

鼻うがいで清潔に保つ

おすすめの一つに『鼻うがい』があります。

鼻うがいをすることで鼻腔を清潔に保ち、鼻詰まりや副鼻腔炎の予防にとても効果的です。

私も花粉症の鼻詰まりから副鼻腔炎を発症したことがありますがその際、お医者に勧められて『サイナスリンス』という商品で鼻うがい。

これを日課にしたところかなりの改善が見られました。

専用のキットで作った生理食塩水を片側の鼻から送ることで鼻の中を洗い流してくれます。

痛みやツーンとする不快感もほとんどなく、手軽で簡単。

毎日、出来る鼻腔ケアとしてとてもおすすめです!

まずはこちらのスターターキット(ボトルとリフィル)があればすぐに鼻うがいが始められます。


マウステープで口呼吸を制限

ほかに『マウステープ』を使ったやり方も。

就寝時に口にテープを貼ることで口呼吸をさせないようにする方法。

鼻詰まりがないときに使うと効果的です。

苦しいんじゃ?と思いますが寝れると意外に大丈夫です。


このように様々な手法を用いた多角的なアプローチによって口呼吸を改善し、鼻呼吸を獲得していく。

これらが理想的な呼吸を身につけいく上で最初にやるべきことです。

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